久根津くねず

大島海峡の中央付近、奄美大島側に位置しています。高知山の展望台からも集落を望む事が出来ます。
鯨の捕鯨基地があったこともあり、集落に入る大きな橋には、鯨のレリーフが飾られています。
現在は、魚の養殖が盛んで沖合には多くのイカダが浮かんでいます。文化遺産は、クジラ骨や神社があります。

【信仰】
集落内にユイヌヒャリと呼ばれる場所があります。その場所にテイラ(神社)があって氏神様が祀られています。このテイラ(神社)は沖縄からかったと言われています。昔、集落が火事で焼け、その時に集落で建立した神社です。
集落内にはこの他にグンギン(権現様)が以前は3か所ありました。現在では1か所しか残っていません。
テイラでの行事
旧暦9月9日。テイラの清掃を祭りの前日か、当日の午前中に行う。祭り当日の正午ごろから参拝をします。本土に出かけている家族の分として1本づつ線香をあげて拝んでいました。
ウイヤマダ(上山田)の神地(神地)では7人のノロが修行したという話が伝わっています。
久根津では明治の中ごろにノロの行事がおわったといわれています。
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