瀬戸内町のゴガツゴンチ

2012年06月23日
明日の24日(日)は、旧暦五月五日。
ゴガツゴンチですね。
 




そこで、瀬戸内町のゴガツゴンチについてご紹介したいと思います。


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「瀬戸内町の文化財をたずねて」より抜粋


旧暦五月五日(ゴガツゴンチ)

一般に男の節句といわれる。
この日は、魔よけとして菖蒲(方言名でシプショプ)やヨモギ、桃の枝を軒先に下げた。

また方言名でブフォとよばれる茅(かや)で包んだ御飯をガヤマキと称して作り、
家の柱に下げたりした。現在も行なっている家も多い。
このガヤマキは、仏壇にも供えている。

三月三日や浜おりと同様にして、
集落で浜に集まり宴を催すところもある。

加計呂麻島の木慈では、この日に各戸より出て、
海辺にある漁垣(カキ)の石垣を積みなおした。

鯉のぼりを立てたり、チマキを作る家もある。




瀬戸内町教育委員会 発行


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明日は、瀬戸内町では勝浦(かちうら)集落のように
舟漕ぎ競争などをして浜で遊ぶところもあるようです。


われわれは加計呂麻島の木慈(きじ)集落の垣おこしを見に行く予定。
ほかの集落でガヤマキづくりも見られたらと思ってます。
その様子はまたこのブログで紹介しますね。


写真は、こどもの節句つながりで・・
こども探検隊たちが5月26日に植えたハヌス畑。1ヵ月たってちょっと成長したでしょうか?

 




2012.6.23
瀬戸内町 古仁屋


S.B.I (瀬戸内町文化遺産活用実行委員会)