島のおやつ

2012年07月24日
職場のかたが、
手作りおやつを差し入れしてくださいました。

どれも黒糖を使った奄美のおやつ3種!
嬉しいですねー。





舟焼き(ふなやき)
女性好みの、
もちもちした食感が美味!

粉黒糖、もち粉、はったい粉、小麦粉、卵、ベーキングパウダー、水などが材料で、
フライパンでクレープのように薄く焼いたら、
くるくる巻いて斜めに切る。

切り口が板付け舟に似ていることから、
この名前がついたとか。
奄美大島では北部の笠利地方から広まったようです。





ふくらかん
黒糖たっぷりの蒸しパンですね。

作ってきてくださったかたは
「昔の人はいろいろ入れないのよー」とおしゃってました。

ということで、
材料はシンプルに、粉黒糖、小麦粉、水、重曹。
この手軽さがいいのかもしれません。

島の昔ながらのおやつと言えば、
まずふくらかんが出てきますね。




ゴマザタ
ポリポリといくらでも食べられちゃいます。

ザタ=砂糖です。
写真だと分かりにくいかもしれませんが、
黒砂糖に白ゴマ、黒ゴマがまざったお菓子です。


これは気になったのでレシピを聞いてみました。

①白ゴマ、黒ゴマをフライパンでから入りして、一度取り出す。
②フライパンにほんの少し水を入れて粉黒糖を加え、いったん溶かす。
 混ぜながら、水飴かハチミツを加える。
③火を止めて、ゴマをフライパンに戻してかき混ぜる。
 熱いうちに食べやすい大きさに割っておく。

※ポイントは、ハチミツや水飴を加えること。
  冷めても固くなり過ぎないそうです。



黒糖の優しい甘さは、
作業の間などにいただくと
ホッとします。

島ならではのお菓子、
なぜだか懐かしい気持ちになる食べものです。





2012.07.17
瀬戸内町 古仁屋

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会)