伊目いめ

【信仰】
古志集落から来ると集落入口にブレイシ(群石)というのが以前ありました。昭和45年頃?には道路工事で埋まってしまい、現在では見ることができません。このブレイシは実久三次郎と名柄八幡が戦をした時に投げ合ったものであるという伝承が残っています。
また,久慈と伊目の境のクンダギという岬には,穴があってその穴へ縄を伝って降りていくとどことも知れない国へ抜け出ることができるという伝説も残っています。

集落の豊年祭についてですが,戦前は個人の土地を借りてミャー(集落の祭りを行う広場)を作り行っていましたが,戦後は久慈集落に行って豊年祭をすることにしています。
集落にトネヤとアシャゲはありません。
アガレ(東)にある公園と呼ばれるところで、旧暦の5月5日に行事があります。この行事では集落の安全と無病息災の祈願をします。

【遺跡・遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P36,37
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