西阿室にしあむろ

加計呂麻島の中央付近、与路側に位置しています。
豊年祭では、テンテン踊りが披露され、きらびやかな花飾りが参加者の目を楽しませてくれます。また、加計呂麻島で唯一の教会があり、全国でも珍しいマリア観音が安置されています。海に沈む夕日が綺麗な場所としても有名です。
文化遺産は、テンテン踊りや夕日などがあります。

【信仰】
カミヤマはテラヤマやウボツと呼ばれていました。昭和51年にテラヤマに神社を建立しています。
テラヤマの上の方にウボツと呼ばれるカミヤマがあります。神屋は集落の西側のカネクのアシャゲと東側のサトにアシャゲがありました。
集落の中でテラヤマやウボツと呼ばれるカミヤマが集落の東側にあるのに対して西側の集落の墓所上の小高い丘は「アクワグンギン」(秋葉権現)と呼ばれて、火の神が祀られています。集落内の川近く、海の近くに「グリヤマ」と呼ばれる聖域があります。
集落の南西方向にあるヒジャー(作場)には「ウッチュンヤーヤー」と呼ばれる洞穴があり、人骨が散乱していました。
集落内は、サト・シンムラ・カネク・アゲダの4つに分かれています。

 【遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P70、71
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