知之浦ちのうら

大島海峡の中央付近、加計呂麻島側に位置しています。知之浦集落では、静かな入江を利用して真珠養殖を行っています。
また、集落の西側には、昭和天皇が調査された鳥瀬(天皇浜)があり石碑が立っています。
文化遺産は、真珠養殖や鳥瀬などがあります。

【信仰】
カミヤマ・アシャゲ・トネヤはない。ムリヤマと呼ばれる聖地が小高い丘になっていて,村を2分しています。このムリヤマの北側にグスコと呼ばれる場所に支那の人がやってきて
集落の人は恐れ隠れて逃げていたが、鳥が鳴いて見つかってしまったという話が伝わる。
そのため,そのムリヤマを集落ではトーノヤマ(唐の山)とも呼ぶことがあります。
グスコはかつての山城でした。そこには,ノロガミサマを祀っているという伝承も伝わっています。旧暦5月5日には集落の祭りが行われていました。

【遺跡・遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P64,65
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