アマミノコギリクワガタ

クワガタムシ科  Prosopocoilus disimilis disimilis
奄美大島、加計呂麻島、請島, 与路島の固有亜種、体長35mm-80mm
国内では最大級の大きさになる。6月のはじめ頃から出始める。最盛期は7月中旬で夏の後半には少なくなる。奄美大島のクワガタムシの中では最も普通種で、海岸林から山地の森まで広く分布する。最近は以前の様な大きな個体は少なくなった。請島や与路島の個体はやや赤みがかる。灯火や樹液に集まり、熟したアダンの実や山際のミカン畑、林道脇のアカメガシワなどでよく見られる。亜種としてトカラノコギリクワガタ、トクノシマノコギリクワガタ、オキノエラブノコギリクワガタ、リュウキュウノコギリクワガタ、クメジマノコギリクワガタ、イヘヤノコギリクワガタが記載されている。