かまど作り、台所用具の新調
正月前に囲炉裏の事を「ジュリ」、かまどの事を「ジュルガマ」と呼んで
区別します。かまどを使用していた時代には、多くの家で年末にかまどを作りなおしていました。かまどを作る赤粘土は藁を刻んで混ぜ合わせています。またこの粘土は人の踏んだことのない場所の土でないといけないと言われることもあります。
篠川集落では、かまどの正面に火吹き竹で3つの穴をあけ印を付けましたこれはヒニアムガナシ(火の神)であると言われています。
(瀬戸内町誌・民俗編)